古街の家ができるまで(年表)

2003年(平成15年) 「第一回うたづの町家とおひなさん」実施
地域住民による雛祭りイベントを通して地域資源の町家を守る取組がスタート。「うたづの町家とおひなさん」は宇多津町を代表する春のイベントとして、毎年大勢の来場者で賑わう。
2003年(平成15年) 「宇多津町既成市街地整備懇談会」が組織
専門家で構成され、「暮らしている人のためのまちづくり」「あるもの(地域資源)を活かす」という方向性が提言された。
2004年(平成16年) 「宇多津町まちづくり委員会」が発足
地域住民が参画、旧町内と呼ばれていたエリアに「古街(こまち co-machi)」という愛称が名付けられる。
古い歴史を有していることと、「共に」、「協働」の意味を掛け合わせた名称。
2005年(平成17年)~ 燻し煉瓦を用いた「道づくり」の実施
「道はサロン」というキーワードのもと、道幅を広げず、歩く人を大切にし、景観にも配慮した道づくりがスタートした。
2008年(平成20年) 古民家改修「こめっせ宇多津」の開館
昭和11年の旧農協倉庫を改修し、賑わい創出の拠点として、展示やイベントが開催できる施設に生まれ変わった。
2010年(平成22年) 宇多津町が古街エリアの中心にある空き家2棟を買い受ける(のちの古街の家)。当初は3棟あり、イベント棟・多目的棟・カフェ棟としての計画が立てられたが、イベント棟目的の建物が老朽化のため解体となる(現在の駐車場)。
2012年(平成24年) 建物の改修にあたり、宇多津町からちいおり有限会社(代表アレックス・カー)に監修を依頼。古民家の良さを体感してもらうため、古街エリアでの滞在時間を長くするため、宿泊施設兼多目的貸スペースとして改修することに。
地域の建築事務所(JMA)が基本設計、実施設計を担う。
2013年(平成25年) 8月~改修工事スタート
2014年(平成26年) 2月工事完了
2014年(平成26年) 4月~「古街の家」として事業開始
NPO法人ちいおりトラストに運営委託。(現在、株式会社ちいおりアライアンス)